ソムリエYosukeのワイン講座 - ドム・ピエール vol.1

ソムリエのYosukeです。

 

2021年も残り僅か。そこで今回はスパークリングワインを1本紹介致します。

クリスマスはもちろん、大晦日や年越し、忘年会にお正月など出番の多くなるスパークリングワイン。フランスのシャンパーニュやスペインのカバ(=CAVA/カヴァ)など、

世界各国でたくさんの種類や銘柄のものが造られていますね。

単体で楽しんだり、お料理とあわせたり。

味わいも甘口から極辛口まで様々なテイストが存在し、あらゆるシチュエーションで活躍してくれる、人気のワインです。

さて。今回紹介する「DOM PIERRE」というスパークリングワインを造るのは、ワイナリー座右の銘として「毎日が記念日!」を掲げるカリフォルニアのWEIBEL FAMILY(ワイベルファミリー)

ワイベル ファミリーワイナリー ロゴ

「気軽に楽しめるワインで、毎日を豊かに」という信念に基づき産み出される彼らのワインは、3世代80年以上にわたる歴史を持ち、カリフォルニアをはじめとした世界中の人々を楽しませてくれています。

 

 

■テイスティング

外観はハッキリとした濃厚な黄金色ながら、繊細に立ち登る泡は絹糸のようにしなやか。しっかりとした果実味を予感させてくれる色合いながらも、上品さを感じる佇まいです。

繊細かつ、パワフル。

存在感がありながらも、エレガント。

そんな二面性を感じさせてくれるルックスです。

香りは、ハチミツを思わせるまろやかなアロマ。

加えて森林のような爽やかなニュアンスや、白いお花のほのかな香り。

果実香だけではなく、こうした植物性のフレイバーが加わってくると、より一層ワインの香りに奥行き・複雑味が増しますね。

味わいをみてみると、口当たりには青リンゴをかじったような爽やかな果実味が。

フルーティな酸を伴った泡は、林檎の蜜のような柔らかな甘みを引き立ててワインに清冽さを与えてくれます。繊細な炭酸は、まさにリンゴを齧った時のような、さくりとした歯触りを思い起こさせてくれます。

単体で楽しむのも良いですし、爽やかな酸味をマッチさせるイメージで魚介のマリネやビネガードレッシングのサラダなどとお召し上がりいただくのはいかがでしょうか。または、ワインの持つ豊かなフルーティさとあわせて林檎ソースのグリル料理などとも好相性。

さまざまなお料理にマッチしそうです。

そしてワインの味わいが余韻へと向かうにつれ出現するのは、酸味を伴ったビターさ。

豊かな果実味をフィニッシュで苦味と酸味が引き締めてくれるため、べったりとしたしつこさがなく爽快に飲み切ることができます。

甘やかな果実味と優しい泡、そして苦味と様々な複雑性あるニュアンスを備えつつもまとまりと一貫性のある極めて完成度の高いカリフォルニアワインですね。

Wine Drop 代表 Yosuke 

後編へ続く

 

 

 *ドム・ピエール スパークリングワインは、横浜野毛の「ミルピグ野毛クラフト」(「ミルピグJapan」)でお楽しみいただけます。チーズとワイン、そして焼きたてのケーキなどなど美味しいものがたくさん揃ったユニークなお店です。ぜひ遊びにいらしてくださいね。